
3次元CAD利用技術者試験の2級ってどうやって勉強するのがいいんだろう…

独学でも合格できた私がおすすめの勉強方法を教えるので参考にしてみてください!
目次
はじめに

こんにちは。
今回は3次元CAD利用技術者試験2級の勉強方法についてまとめました。
受験されるみなさんのお役にたてば幸いです。
まずはテキストを購入しよう
はじめに、どの級を受験するにあたっても必要になるのが勉強用のテキスト、教科書です。
これはスクールに通う方も独学で資格取得を目指す方も、まずはあった方がいいかと思います。
私は公式ガイドブックで独学で勉強し、一級まで一発合格することができました。
受験に迷っている方も、難易度を確認するために一度立ち読みや購入をおすすめいたします。
公式ガイドブックには準1級・1級のサンプル問題、及び前後期を合わせた1年分の過去問が記載されていますよ!
できれば3DCADをつかってみよう
2級を受ける方はできれば、準1級以上であれば必ず3DCADを触れる環境があった方がいいかと思います。
2級受験でも3DCADがあった方がいい理由としては、2級の試験のなかでもフィーチャや座標系など実際のCADの操作上の問いがあるためです。
※フィーチャとは、CAD操作上の用語で「押し出し」や「ロフト」など、3次元形状を作る際のアクションのことです。
実際のモデリング手順を問われる問題は、自分でモデリングをしてみた経験がなければ理解するのが難しいです。
無料CADでもOKなので、可能であれば3DCADを使用できる環境を整えてみてください。
おすすめの無料で使用できる3DCADはAutodeskのFusion360です。
インストール方法など解説しておりますのでよければ参考にしてみてください。
>>Fusion360の無料インストールと購入方法を解説!【Mac/Win両方対応】
またCADを実際に使ってみたいという方については、CADスクールなどもオススメです。
ヒューマンアカデミーでは月々3,000円から学べるCAD講座を開催しています。
ヒューマンアカデミーはAutodesk認定スクールで2D、3DCADを学べるコースが用意されており、オンラインでの受講も可能です。
2級のおすすめ勉強方法

過去問を見る
テキストを買ったら、まずは過去問を見てみましょう!
なぜなら、出題形式を理解してから勉強したほうが効率がいいからです。
ここ数年での傾向は大きく変わっていないため、昨年度の過去問を見ればだいたいの試験内容が把握できます。
自分の知識が不足している箇所を理解してからどの分野を集中して勉強すべきか、ある程度意識しながら進めていくのがいいでしょう。
ひたすらテキストを読み込む
裏技的なことを書ければいいのですが…やはりテキストを読み込むのが一番の近道です。
幸い試験形式は筆記でなくマーキング形式なので、用語や綴りを正確に覚える必要はないですが、選択肢のなかから正解を選ばなければなりません。
そんな中でも私が実践していた方法を記載したいと思います。
覚えていない語句やキーワードは付箋で印づけ
3次元CAD利用技術者試験の2級ではかなりの用語が出てきます。
私もメーカー現場でCADを使いはじめて5年以上経ちますが、実際に聞いたことがない単語が山ほどでてきました。笑
CAD未経験の方などはさらにハードルが高いと思われます。
特に横文字、和製英語、英語がかなりの量でてきますので初見のワードは付箋を貼ることをおすすめします。(実際の私のテキストです↓)

付箋は紙だと折れ曲がったりはぎにくかったりするので、フィルムのものを使用していました。
ポストイットのフィルムがおすすめです↓
数回テキストを通ったら、付箋の箇所で単語の意味チェックを行ってみてください。
覚えた単語の付箋は剥いでいくのもいいですね。
※別のノートに用語を書き出したりする方法もありますが、量が膨大なのと、テキスト一冊で勉強が完結しないので私は付箋+テキストでやっていました。
選択肢の中から絞れるレベルくらいまでは、単語を理解しておきましょう。
初見ワードは図で覚える
他の試験でもそうなのですが、初見単語はググりましょう!
※ググる=Google検索する
そして図で覚えましょう!
例えば「プロッター」という用語、2級の試験で聞かれますが、おそらく最近は聞き慣れないと思います。
プロッター (英: plotter) は、コンピュータの出力機器の一種で、ベクターデータ(線を表現したデータ)を基に動作するものこと。
Wikipediaより引用
実際これだけだとざっくりとしすぎていてよくわかりませんよね?
そこで図をみてみると

「なるほど、なんか図を出力するプリンタみたいな形のものなんだな」というのがわかります。
ワードだけで覚えるよりも「ワード+図」の方がイメージしやすく頭に残りやすいです。
3DCADでモデリングを理解
序盤で書いた通りですが、実際に3DCADを使ってモデリングできるとより理解が深まります。
CADによりますが、例えばAutodesk Fusion360では以下のような基本フィーチャがあります。

これらを実際に使ってモデリングをしてみることで、コマンドの機能をより直接的に理解できます。
追々実務でのスキルにもなるので、事前にマスターしておくのもいいですね!
ちなみにAutodesk Fusion360は月間¥7,700、年間¥61,600(2020年5月現在)で使用でき、他のミドルエンドCADと比較してもかなり破格でおすすめです。

また定期的に商用ライセンスを無償利用できたりするようですのでとりあえずCADに触ってみたいという方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
>>Fusion360の無料インストールと購入方法を解説!【Mac/Win両方対応】
>>amazonで買える!FUSION360用おすすめノートPCは?
>>【2021年版】3DCAD用ノートパソコンの選び方【オススメPCも紹介】
まとめ:試験内容を把握してテキストを読破

今回は3次元CAD利用技術者2級の勉強方法についてまとめました。
まずは過去問のチェックをやってみて、テキスト内容に入ると効率がいいですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。